薄桜鬼~新選組奇譚

あの日々が時々懐かしく感じる
色んなことがあったよな

幹部の皆と過ごした思い出は・・・
今も俺たちの心に息づいている

お前と出会えて俺は幸せなんだぜ
いつも傍らには愛する女がいる

あの時、お前がいなかったらって考えると
正直言って考えられない位胸が苦しくなる

そーいやさ、さっき松本先生から聞いたんだけど
おめでとう、家族が増えるから大変だぞって言われた

おめでたって??アレだよな
アノおめでた・・・だよな??

そーなんだな!!嬉しいよ
なんでも、女の子だって聞いた

俺たちの子には、幸せな時代を生きてほしい
アイツラが来たとしても心配すんな

お前も子供もまとめて俺が守ってやる
もうすぐ生まれてくる子と家族3人幸せになろうな

あっ!!そうだ、名前決めなくちゃ
なんて名前にしよっかなぁ

お前に似て、可愛くて気の強い子だったりして・・・な
ばっ!!な・・・何顔赤くしてんだよ

お・・・俺の方が照れちまうだろうが
んん~候補はいくつかあるんだ

気が早いって??そんなことねぇよ
俺らにとって、新しい人生の一歩なるんだ

先に逝っちまった皆の分まで幸せになる
それが俺たちにできる唯一の手向けだ

だから・・・さ、あんまし無理はすんなよ
お前と腹の子と両方心配だから・・・

過保護になるだろうって??
そりゃあ・・・お互い様ってことでいいだろっ

そんじゃ、冷え込んできたから家の中に入ろう
そんで、一緒に囲炉裏であったまろうぜ

絶対絶っっ対幸せになろうな
幸せな家庭を築いていこう

1人っ子はさ寂しいから・・・
子供はもう3人は欲しいなぁ

そーだな、男の子2人に女の子1人がいいなぁ
そしたら、賑やかになりそうだな

無理はさせないから頑張ろうぜ
皆で幸せになろうな、約束だかんな



☆END☆
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