緋色の欠片
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今日も屋上でお昼を食べているんだけど・・・
この人は、言わなきゃ止めないだろうから。
今日こそ、ずばっと言わなくちゃ。
「真弘先輩、今日も焼きそばパンですか」
「おうっ、何言ってんだ珠紀。昼飯っつったらコレだろっ」
「だからって、今日で4日連続ですよー」
「別にいいだろっ、美味いんだから」
「でも、栄養バランスが偏り過ぎです」
「じゃあさ・・・珠紀が弁当を作ってくれるか?」
「なっ、何でそうなるんですか。」
「お前が俺に弁当作ってくんなら、問題ねぇだろ」
「だから、どうしてそういう・・・」
「毎日は、栄養バランスに問題がって・・・お前が」
「当たり前です。先輩の事が心配なんです」
「なら、なおさら弁当作ってこいよ」
「どうして、私が真弘先輩のお弁当を?」
「どうして?って、珠紀の手作り弁当が食いたいから」
「私の手作りでいいんですか?」
「お前の手作りじゃなきゃ意味ねぇんだよ」
「じゃあ、真弘先輩は私がお弁当作って来たら・・・」
「昼飯で焼きそばパンを毎日食べるのを止めてやるよ」
「本当ですか?嘘じゃないですよね」
「好きな女に嘘ついて何の得があんだよ」
「分かりました。明日からお弁当作って来ます」
「おうっ、楽しみにしてっからな珠紀」
こうして、翌日からお昼休みに真弘先輩が食べている・・・
焼きそばパンの消費量が減ったかどうかは当事者のみぞ知る。
☆END☆
この人は、言わなきゃ止めないだろうから。
今日こそ、ずばっと言わなくちゃ。
「真弘先輩、今日も焼きそばパンですか」
「おうっ、何言ってんだ珠紀。昼飯っつったらコレだろっ」
「だからって、今日で4日連続ですよー」
「別にいいだろっ、美味いんだから」
「でも、栄養バランスが偏り過ぎです」
「じゃあさ・・・珠紀が弁当を作ってくれるか?」
「なっ、何でそうなるんですか。」
「お前が俺に弁当作ってくんなら、問題ねぇだろ」
「だから、どうしてそういう・・・」
「毎日は、栄養バランスに問題がって・・・お前が」
「当たり前です。先輩の事が心配なんです」
「なら、なおさら弁当作ってこいよ」
「どうして、私が真弘先輩のお弁当を?」
「どうして?って、珠紀の手作り弁当が食いたいから」
「私の手作りでいいんですか?」
「お前の手作りじゃなきゃ意味ねぇんだよ」
「じゃあ、真弘先輩は私がお弁当作って来たら・・・」
「昼飯で焼きそばパンを毎日食べるのを止めてやるよ」
「本当ですか?嘘じゃないですよね」
「好きな女に嘘ついて何の得があんだよ」
「分かりました。明日からお弁当作って来ます」
「おうっ、楽しみにしてっからな珠紀」
こうして、翌日からお昼休みに真弘先輩が食べている・・・
焼きそばパンの消費量が減ったかどうかは当事者のみぞ知る。
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