ギャップ
夢小説の世界へ
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-----------体育祭当日-------------
じゃあーこっち並んでくださいー
ざわつく体育館内。
あーーーいよいよやってきた。
そして、また借り物競走の夢見た、昨日。
より嫌悪感を抱かせる朝となったー。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はーーー。
たく、この会社はよくこんな交流の仕方するよな。
なんだかんだ、毎回「田中くん出るよね??」
とか言われてさ。
まぁ、嫌いじゃないけどなー。
しかし俺もそんな体力ないぞww
若者も入ってきたことだし、任せるか!
あれ、その若者のミョウジさん、いないな
どこだ?もう集合時間だってのに
俺の指導不足だとか言われる、くそっ
少し早歩きで見回ると
小田「おはよっす!田中さん!
あれ、そんな剣幕でそうしたんすか?」
田中「あれ、ミョウジさん見てないか?」
小田「あれ、いやー見てないっすね」
その数秒後、
ミョウジ「すみません~~~~」
走ってきたミョウジさんがやってきた。
おっと、例の若者とうじょ…
彼女は胸元に名前の刺繍がしてる
高校時代のものを着ていた。
ブハッ
ミョウジ「あ!!なんか今田中さん笑いましたね!!」
田中「いやーごめんごめんwww
なんか、ミョウジさんが高校生のジャージ着るなんて
意外すぎてww」
ミョウジ「いや、これしかなくて…流石にダサいですよね…」
少し沈黙した後、
田中「いや!!十分!!うん!」
とか言ってなんかフォローになってない
フォローしちまった。俺のアホ。
ミョウジ「………」
ほら、どうするさっきより険悪なムードを…
ミョウジ「それフォローになってません!!!w」
と彼女が大声で笑い始めた。
やっぱ笑顔かわいいな。
癒される。
と思っていると
ミョウジ「ん?なんか顔についてます?」
はっ
田中「なんでもない…」
ささ、もう開会式始まりますよ!と
彼女が腕を引っ張ろうとする
田中「………っっっ////」
思い切りバッと振り解いてしまった。
あっ、違うこれは
そう口を開こうと彼女の顔を見ると
彼女は小声で
ミョウジ「すみません」
と少し俯いて小田と一緒に集合場所に先に向かった。
はーー……。何やってんだ。
最近喋るのも、まともにできてる気がしない。
俺も集合場所へと向かった。
------------------------------------------
その後、彼女が気まずいのか
俺が意識しすぎているのか
あまり近くにおらず、他の女性社員と話したりして
なかなか話す機会も持てなかった。
ほんと上手くやれてるようで
全く、俺は不器用なんだな。
それは今に知ったこっちゃないけど。
改めて自分の不器用さに呆れる。
本当はこんな気持ち、
後輩に抱くべきじゃないと
俺は思ってる。
この気持ちはーーーー
アナウンス「次、借り物競走の選手集合です!」
あれ、ミョウジさん出番かな…。
自然と目をやる自分がいる。
今日はちょっと気まずいままだったからな…。
応援して、罪滅ぼしでも…。
しかも、俺がほぼ無理やり押し付けたようなもんだし…。
何となく走順までそわそわしてると
横に小田がニヤニヤしながら寄ってきた。
田中「なんだよ、ニヤニヤして」
小田「いや?なんか今日元気ないなーみたいな??」
いや、それでニヤニヤしてんのか
たく、しょうもないやつ。
小田「あれっ?そういえばこれミョウジさん出る競技じゃ?」
俺は、あからさまにピクッと
身体が反応してしまった。
……………田中「おぅ、そうだな」
何の変哲もなさそうに
返事をしたつもりだが
小田「…………も」
小声で小田が何か耳打ちしてくる
「もしかして俺のライバル?っすか?」
俺は心なくははは。と笑って見せた。
「そんなんじゃない」なんて言ってたが
小田は短くもない付き合いだ。
案外こいつは人をよく見てるからな。
俺が思ってること、気づかれるのは
時間の問題だな。
小田は珍しく真剣な眼差しで
小田「俺、………」アナウンス「おーと、4番の若手が一番乗りだ!」
俺と小田はサッと目を向ける。
あ、走ってる。
いつのまにか、小田とも先ほどの雰囲気も変わり
応援しましょうか、
と2人で応援していた。
なんだ、彼女華やかだし
足も速いのか。羨ましいw
揺れる髪の毛を眺めて
ただぼぅとしていた、はずだった。
彼女はなぜかこっちをチラチラ見て
突進してきた。
どうしたんだ?
じゃあーこっち並んでくださいー
ざわつく体育館内。
あーーーいよいよやってきた。
そして、また借り物競走の夢見た、昨日。
より嫌悪感を抱かせる朝となったー。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はーーー。
たく、この会社はよくこんな交流の仕方するよな。
なんだかんだ、毎回「田中くん出るよね??」
とか言われてさ。
まぁ、嫌いじゃないけどなー。
しかし俺もそんな体力ないぞww
若者も入ってきたことだし、任せるか!
あれ、その若者のミョウジさん、いないな
どこだ?もう集合時間だってのに
俺の指導不足だとか言われる、くそっ
少し早歩きで見回ると
小田「おはよっす!田中さん!
あれ、そんな剣幕でそうしたんすか?」
田中「あれ、ミョウジさん見てないか?」
小田「あれ、いやー見てないっすね」
その数秒後、
ミョウジ「すみません~~~~」
走ってきたミョウジさんがやってきた。
おっと、例の若者とうじょ…
彼女は胸元に名前の刺繍がしてる
高校時代のものを着ていた。
ブハッ
ミョウジ「あ!!なんか今田中さん笑いましたね!!」
田中「いやーごめんごめんwww
なんか、ミョウジさんが高校生のジャージ着るなんて
意外すぎてww」
ミョウジ「いや、これしかなくて…流石にダサいですよね…」
少し沈黙した後、
田中「いや!!十分!!うん!」
とか言ってなんかフォローになってない
フォローしちまった。俺のアホ。
ミョウジ「………」
ほら、どうするさっきより険悪なムードを…
ミョウジ「それフォローになってません!!!w」
と彼女が大声で笑い始めた。
やっぱ笑顔かわいいな。
癒される。
と思っていると
ミョウジ「ん?なんか顔についてます?」
はっ
田中「なんでもない…」
ささ、もう開会式始まりますよ!と
彼女が腕を引っ張ろうとする
田中「………っっっ////」
思い切りバッと振り解いてしまった。
あっ、違うこれは
そう口を開こうと彼女の顔を見ると
彼女は小声で
ミョウジ「すみません」
と少し俯いて小田と一緒に集合場所に先に向かった。
はーー……。何やってんだ。
最近喋るのも、まともにできてる気がしない。
俺も集合場所へと向かった。
------------------------------------------
その後、彼女が気まずいのか
俺が意識しすぎているのか
あまり近くにおらず、他の女性社員と話したりして
なかなか話す機会も持てなかった。
ほんと上手くやれてるようで
全く、俺は不器用なんだな。
それは今に知ったこっちゃないけど。
改めて自分の不器用さに呆れる。
本当はこんな気持ち、
後輩に抱くべきじゃないと
俺は思ってる。
この気持ちはーーーー
アナウンス「次、借り物競走の選手集合です!」
あれ、ミョウジさん出番かな…。
自然と目をやる自分がいる。
今日はちょっと気まずいままだったからな…。
応援して、罪滅ぼしでも…。
しかも、俺がほぼ無理やり押し付けたようなもんだし…。
何となく走順までそわそわしてると
横に小田がニヤニヤしながら寄ってきた。
田中「なんだよ、ニヤニヤして」
小田「いや?なんか今日元気ないなーみたいな??」
いや、それでニヤニヤしてんのか
たく、しょうもないやつ。
小田「あれっ?そういえばこれミョウジさん出る競技じゃ?」
俺は、あからさまにピクッと
身体が反応してしまった。
……………田中「おぅ、そうだな」
何の変哲もなさそうに
返事をしたつもりだが
小田「…………も」
小声で小田が何か耳打ちしてくる
「もしかして俺のライバル?っすか?」
俺は心なくははは。と笑って見せた。
「そんなんじゃない」なんて言ってたが
小田は短くもない付き合いだ。
案外こいつは人をよく見てるからな。
俺が思ってること、気づかれるのは
時間の問題だな。
小田は珍しく真剣な眼差しで
小田「俺、………」アナウンス「おーと、4番の若手が一番乗りだ!」
俺と小田はサッと目を向ける。
あ、走ってる。
いつのまにか、小田とも先ほどの雰囲気も変わり
応援しましょうか、
と2人で応援していた。
なんだ、彼女華やかだし
足も速いのか。羨ましいw
揺れる髪の毛を眺めて
ただぼぅとしていた、はずだった。
彼女はなぜかこっちをチラチラ見て
突進してきた。
どうしたんだ?