気になる彼女
夢小説の世界へ
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昨日から私、ミョウジは
ここの会社の一員となった。
ここは、全くの私にとっては異業種で
なにも予備知識もなく受け入れてくれた職場だ。
とはいえ、昨日からスタートだったけど
なんか……
私の態度大丈夫だったかな…?
なんか最初の田中係長への挨拶
滑った感じにならんかった?!
間があったのは気のせいだと思いたい…。
ミョウジ「田中係長!」
田中「ん?どした?」
ミョウジ「ここなんですけど…」
いまいちわからない場所を教えてもらう。
とは言ってもねー
田中「これは、こうで…
まぁ、こんな感じでやっておけばいいっしょ
大丈夫大丈夫!」
ってな感じで、割と適当ー。(笑)
ミョウジ「んー」
私が難しい顔をしてると
田中「なんかやっぱり気になる?
でもやらないとわからないこと多いから後々って感じでいいと思うけどね」
と、爆笑してるよ田中さん。
なんだかグーフィーみたいな笑顔で笑うんだな
(訳:目が細くなって可愛い笑顔)
と親近感が湧いた。
田中「………まだ、なにか」
ミョウジ「あ、いや、とりあえず大丈夫です」
とまぁこんな感じで、
この人は心を開いてるようで
開いてないように感じる。
なんか私の思い違いかもしれないけどね。そんなふうに感じるんだよな。
男性社員「ねーねー」
……………
男性社員「…… ミョウジさーん?」
ミョウジ「あっ?!え?
すみません!!私のことじゃないと思ってて」
男性社員「あっいやいや、全然急ぎじゃなくて、ただ挨拶しておこうと思って
俺、小田真斗です。田中さんの直属の部下です。これからよろしくね!」
ミョウジ「こちらこそ…!」
と笑顔でお辞儀をする。
そうすると小田さんが、驚いたような顔で
小田「ミョウジちゃん、可愛いね!」
なんて爽やかに言うから
私はあまりにも驚いて
ミョウジ「……は、あ、ありがとうございます」
と、しどろもどろにお礼を言うと
小田さんが近づいてきて
小声で
小田「今日ご飯行かない?」
なかなか新入社員2日目の私には
体力的にも精神的にも
きついお誘いだったが…
やはり断れないか…
田中「ミョウジさん、ちょっと教えたい仕事あるから来て」
ミョウジ「あ、すみません、また後で!田中さん今行きます」
助かったー…。
と小走りで田中さんの元へいくと
田中「…………カタカタカタ」
ミョウジ「田中さん、仕事って…」
田中「………」
なんか無言の時間多くない?!
どうしよ…と、
ぐるぐると頭の中が回るようだった。
そこででてきた、驚きの言葉
田中「……い…よ…い?」
その声は小さくてよく聞こえなくて
私が耳を近づけて「ん?」
とすると
田中「行く予定?小田と」
……さっきの聴かれてたのか。
なんという地獄耳。
ミョウジ「いや、聞かれちゃったましたか………」
と、へへへと苦笑いする。
田中「あいつ、すぐ手だそうとするからね。聞こえてないけど、多分誘ってんだろーと思ったわ。
まさか、その通りだとは」
と笑うけど、
なんだかその声を落ち着いてる。
というより、いつもより低くて怖いかも。
「まぁ、ミョウジさんも無理して行く必要ないし、初日迎えてから身体疲れてるってしょ?
まぁ、もし断るなら小田には言っとくから」
とひらひら手のひらを振る。
ミョウジ「あ、ありがと、うございます。」
なんか、そういうところまで
気を遣ってくれる人なんだな。
「じゃあ、早速ですがお断りお願いします。」
田中「早速か!!w」
と田中さんはことあるごとに
爆笑していた。
そんな田中さんに釣られて
気づいたら私も笑っていた。
---------------------
田中「あー、そういやさ、ミョウジさん、お前の誘いやめとくって」
小田「えー、何でもっとプッシュしてくんないんですかーーミョウジさんめっちゃ俺好みなのに〜」
田中「いや、もう俺のプッシュ前には断ってたよw最速かもw」
小田「えーー、脈なしかーでももうちょっと粘って……」
ったくどいつもこいつも。
ミョウジさん誘いやがって。
上司といくのが、最初だろうが!
なんて、誘う男気がない俺が心の中で
“彼女はお前には勿体無いぐらい
真面目でいい子だよ”
と呟いていた。
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昨日から私、ミョウジは
ここの会社の一員となった。
ここは、全くの私にとっては異業種で
なにも予備知識もなく受け入れてくれた職場だ。
とはいえ、昨日からスタートだったけど
なんか……
私の態度大丈夫だったかな…?
なんか最初の田中係長への挨拶
滑った感じにならんかった?!
間があったのは気のせいだと思いたい…。
ミョウジ「田中係長!」
田中「ん?どした?」
ミョウジ「ここなんですけど…」
いまいちわからない場所を教えてもらう。
とは言ってもねー
田中「これは、こうで…
まぁ、こんな感じでやっておけばいいっしょ
大丈夫大丈夫!」
ってな感じで、割と適当ー。(笑)
ミョウジ「んー」
私が難しい顔をしてると
田中「なんかやっぱり気になる?
でもやらないとわからないこと多いから後々って感じでいいと思うけどね」
と、爆笑してるよ田中さん。
なんだかグーフィーみたいな笑顔で笑うんだな
(訳:目が細くなって可愛い笑顔)
と親近感が湧いた。
田中「………まだ、なにか」
ミョウジ「あ、いや、とりあえず大丈夫です」
とまぁこんな感じで、
この人は心を開いてるようで
開いてないように感じる。
なんか私の思い違いかもしれないけどね。そんなふうに感じるんだよな。
男性社員「ねーねー」
……………
男性社員「…… ミョウジさーん?」
ミョウジ「あっ?!え?
すみません!!私のことじゃないと思ってて」
男性社員「あっいやいや、全然急ぎじゃなくて、ただ挨拶しておこうと思って
俺、小田真斗です。田中さんの直属の部下です。これからよろしくね!」
ミョウジ「こちらこそ…!」
と笑顔でお辞儀をする。
そうすると小田さんが、驚いたような顔で
小田「ミョウジちゃん、可愛いね!」
なんて爽やかに言うから
私はあまりにも驚いて
ミョウジ「……は、あ、ありがとうございます」
と、しどろもどろにお礼を言うと
小田さんが近づいてきて
小声で
小田「今日ご飯行かない?」
なかなか新入社員2日目の私には
体力的にも精神的にも
きついお誘いだったが…
やはり断れないか…
田中「ミョウジさん、ちょっと教えたい仕事あるから来て」
ミョウジ「あ、すみません、また後で!田中さん今行きます」
助かったー…。
と小走りで田中さんの元へいくと
田中「…………カタカタカタ」
ミョウジ「田中さん、仕事って…」
田中「………」
なんか無言の時間多くない?!
どうしよ…と、
ぐるぐると頭の中が回るようだった。
そこででてきた、驚きの言葉
田中「……い…よ…い?」
その声は小さくてよく聞こえなくて
私が耳を近づけて「ん?」
とすると
田中「行く予定?小田と」
……さっきの聴かれてたのか。
なんという地獄耳。
ミョウジ「いや、聞かれちゃったましたか………」
と、へへへと苦笑いする。
田中「あいつ、すぐ手だそうとするからね。聞こえてないけど、多分誘ってんだろーと思ったわ。
まさか、その通りだとは」
と笑うけど、
なんだかその声を落ち着いてる。
というより、いつもより低くて怖いかも。
「まぁ、ミョウジさんも無理して行く必要ないし、初日迎えてから身体疲れてるってしょ?
まぁ、もし断るなら小田には言っとくから」
とひらひら手のひらを振る。
ミョウジ「あ、ありがと、うございます。」
なんか、そういうところまで
気を遣ってくれる人なんだな。
「じゃあ、早速ですがお断りお願いします。」
田中「早速か!!w」
と田中さんはことあるごとに
爆笑していた。
そんな田中さんに釣られて
気づいたら私も笑っていた。
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田中「あー、そういやさ、ミョウジさん、お前の誘いやめとくって」
小田「えー、何でもっとプッシュしてくんないんですかーーミョウジさんめっちゃ俺好みなのに〜」
田中「いや、もう俺のプッシュ前には断ってたよw最速かもw」
小田「えーー、脈なしかーでももうちょっと粘って……」
ったくどいつもこいつも。
ミョウジさん誘いやがって。
上司といくのが、最初だろうが!
なんて、誘う男気がない俺が心の中で
“彼女はお前には勿体無いぐらい
真面目でいい子だよ”
と呟いていた。