(甘)家族になろう
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「俺は情けないね。ちっともリイナちゃんの前でかっこよくできなくて。」
「いいの!このほうが嬉しいよ。私は與儀の家族なんだからね?」
「家族…?」
「うん、ここは與儀の家。仲間はみんな家族だよ?」
「家族…かぁ……。」
しみじみとその言葉を噛み締める與儀には、もう涙の音がしなかった。
本当に、そう思っているよ。
大切な大切なひと。
「元気でた?」
「うん…ありがとう…」
「ふふ、手のかかるお兄ちゃんだね。」
「えっ、家族って、そっち!?」
バっと離れて私を見た與儀は、ビックリしてすっかり涙は引っ込んだらしい。
「與儀は私よりお兄ちゃんでしょ?」
「え、なんだやだ!兄妹みたい。やだ!」
「やだ、って…」
なんだか、お兄ちゃんより弟な気分になってきた。
「リイナちゃんは恋人で妹じゃないよ。」
「恋人は家族じゃないじゃない。」
「でも俺は…戸籍上の本当の結婚は無理でも…それと同様のつもりでずっと一緒にいたいんだけど…な。」
「結婚!?」
そ…そこまで考えてくれていたの?
言った本人も赤くなっているし。
私も恥ずかしいし。
もおぉ…!!!
いきなりすごいことを言わないでよ!!
で、でも…でも…。
「プロポーズと取っていいのかな…?」
「もちろん!!そういう意味で、家族になりたいな?」
今度こそ全開の笑顔で笑ってくれて、そっとキスをくれた。
このひとは、しっかりと私の心臓を奪っていった。
「じゃあ…お受けしようかな。」
「ほんとに?やったぁ!じゃあリイナちゃんは、俺のお嫁さんだね。可愛い花嫁さんっ。」
「そ…うだね。與儀は私の旦那さまだね…?」
「旦那さまかぁ…照れるね。」
私たちは家族
いつでも一緒だよ。
だから與儀が笑ってくれるなら、私はなんでもしてあげたいんだ。
「あの、これ…こういうことしかできないから……。」
「あ…ありがとう…」
後日
私はニャンペローナの飾りがついた指輪をもらいました…。
おわり
2013.07.01
「いいの!このほうが嬉しいよ。私は與儀の家族なんだからね?」
「家族…?」
「うん、ここは與儀の家。仲間はみんな家族だよ?」
「家族…かぁ……。」
しみじみとその言葉を噛み締める與儀には、もう涙の音がしなかった。
本当に、そう思っているよ。
大切な大切なひと。
「元気でた?」
「うん…ありがとう…」
「ふふ、手のかかるお兄ちゃんだね。」
「えっ、家族って、そっち!?」
バっと離れて私を見た與儀は、ビックリしてすっかり涙は引っ込んだらしい。
「與儀は私よりお兄ちゃんでしょ?」
「え、なんだやだ!兄妹みたい。やだ!」
「やだ、って…」
なんだか、お兄ちゃんより弟な気分になってきた。
「リイナちゃんは恋人で妹じゃないよ。」
「恋人は家族じゃないじゃない。」
「でも俺は…戸籍上の本当の結婚は無理でも…それと同様のつもりでずっと一緒にいたいんだけど…な。」
「結婚!?」
そ…そこまで考えてくれていたの?
言った本人も赤くなっているし。
私も恥ずかしいし。
もおぉ…!!!
いきなりすごいことを言わないでよ!!
で、でも…でも…。
「プロポーズと取っていいのかな…?」
「もちろん!!そういう意味で、家族になりたいな?」
今度こそ全開の笑顔で笑ってくれて、そっとキスをくれた。
このひとは、しっかりと私の心臓を奪っていった。
「じゃあ…お受けしようかな。」
「ほんとに?やったぁ!じゃあリイナちゃんは、俺のお嫁さんだね。可愛い花嫁さんっ。」
「そ…うだね。與儀は私の旦那さまだね…?」
「旦那さまかぁ…照れるね。」
私たちは家族
いつでも一緒だよ。
だから與儀が笑ってくれるなら、私はなんでもしてあげたいんだ。
「あの、これ…こういうことしかできないから……。」
「あ…ありがとう…」
後日
私はニャンペローナの飾りがついた指輪をもらいました…。
おわり
2013.07.01