(切甘)一緒にいようね。
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パレードが終わったあとにようやく時間が作れて、二人は與儀の部屋に入った。
「お願いだから、もうコソコソしないでね。すごく不安だったんだから。」
「ごめん。あ、でも…たまにサプライズとか、したいかも…」
「じゃ、バレないようにして?」
「……はい。」
二人で並んでベッド脇に腰かけて、たくさんたくさん話をした。
次第に甘い気分になってきて、與儀はリイナの背中に腕を回し、その手をゆっくり腰に下げてそっと撫でて…さりげなく誘った。
ゆっくり顔を近づけて唇を合わせ、お互いの舌を絡めていく。
重ねたり絡めたり、唇の感触を確かめながら甘いキスを味わった。
「ん…っ」
リイナの鼻から抜けた甘く色づいた声に気持ちが高ぶり、熱くなっていく。
「は……」
ギシッ……
「新婚初夜?」
「……だ、ね」
冗談で言った言葉に、お互いに赤くなった。
壁に映る二人の影がだんだんと近づいて、ひとつの影になっていく。
翌朝、寝不足で羊に怒られるほど
ずっとずっと二人は愛し合った。
おわり
2013.08.14
続編裏あります。