(甘)ルームウェアにて
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「だが、俺以外には見せないでほしい…」
「…当たり前…です」
いくらなんでも、他の人になんて見せません…。
その答えが嬉しかったのか、真斗くんはこちらを見て優しい瞳で笑顔を見せてくれた。
「これも、恋人の特権だな」
そっと近づいてきた手が私の背中に回り、そっと引き寄せられ…
微妙な距離を保っていた私たちは、あっという間にくっついた。
「これから俺は、色んなお前を見ていくのだろうな…」
「…私も、色んな真斗くんを見ていくんだね…」
恋人、だから
その響きがとても甘くてくすぐったい…
「しばらくは、この胸は落ち着きそうにないな。…会いたかった。」
低く、甘く囁かれ、私の顔も耳まで熱くなる。
やがてほんの少し体が離れ、代わりに顔が近づいてきて目を閉じた。
やわらかい感触が唇に当たったとき、一瞬で私は幸せな気持ちに包まれた。
私も、会いたかった…
そんな言葉は言わなくても伝わるとでも言いたげに、何度も角度を変えて触れる唇。
最初ぎこちなかった動きが、だんだん慣れて情熱的なものに変わっていく。
こうやって
私たちは少しづつ、距離を縮めていく。
まだ私たちは、始まったばかりなのだから。
「しかし…その格好は…また…」
「なに?」
「なっ…なんでもないっ」
そう言って、真斗くんはまたそっぽ向いてしまいました。
ーーーENDーーー
2013.06.30