(甘)ルームウェアにて
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「こんな格好…他の誰かに見られたら困る…いくら寮でも、女性一人の暮らしに不安がないわけではないのだからな…」
「…ごめんなさい」
真斗くんは、私を心配してくれているんだ…。
そう思っただけで、胸が熱くなる。
「髪が少し、濡れているな。風呂上がりか?」
あ…
慌てていたから、完全に乾いていなかったんだ。
優しく撫でられる細長い指に、私の髪が絡む。
「あ…ちゃんと乾かしてくる。上がって待っていて。」
スルッと真斗くんの腕から抜け出し、私はまたドライヤーをかけた。
それから、上着を羽織って戻ると、真斗くんはソファに体を預けて深くもたれていた。
「お待たせ。いまお茶を入れるね!」
?なんだろう?
真斗くんの肩がビクッと跳ねた気がする。
それから、ゆっくりこちらを向いた。
「いや…茶はいい…こちらに来てくれないか?」
「はい…?」
促されるまま、すとんとお隣に座ると、ソファに二人ぶんの体重がかかってギシッと少し軋んだ。
チラッとこちらを見てはまた視線を泳がせる真斗くんの顔が、少し赤くなってるから、私も急に恥ずかしくなった。
ちゃんと、着替えてくれば良かった…。
こんな格好じゃ、失礼だよね…。
「その…初めて、だな。そのような格好を見るのは…」
「そ、そうだね…」
ずっと制服で、私服は何度か…
でも、こんな部屋着は初めて…。
こんなに露出して、はしたないって思われているかな…はしたない女の子は嫌だよね?って、不安になる。
「…よく似合っている」
「え?」
びっくりして見ると、向こう側に顔を向けたまま、耳まで赤くしている真斗くんがいた。