(甘)ルームウェアにて
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『くつろいでいたところを申し訳ないのだが…今から会いに行ってもいいだろうか?』
「え?」
…ええっ!?
今から!?
『無理か?』
「いいの!?…疲れてない!?」
『ああ、疲れている。だからこそ、会いたいのだ。お前の顔を見れば、疲れなど無くなる。』
そ、そんな嬉しいことを…!!!
ダメ、顔が熱いっ
「わ…私も…会いたい…」
恥ずかしさに、語尾が消えていく。
それでも真斗くんにはちゃんと届いたようで、嬉しそうな声でわかった、いまから行く、と言われた。
ど、どうしよう
今から…会える。
まだきちんとお付き合いを始めてからあまり日にちが経っていなくて…私はまだ、恋人として向き合うには恥ずかしさが残ってる。
それはきっと、真斗くんも同じだと思うのだけれど…。
私は慌てて洗面所に戻り、濡れたままだった髪にドライヤーをかけ、何度も何度も前髪をチェックした。
とりあえずお茶を出して、それから、最近の近況かな?
真斗くんのお仕事のことも聞きたい…あと、えーと…
…なんて、ぐるぐる考えているうちに、玄関のベルが思っていたよりも早く鳴った。
「は、はいっ」
急いで玄関に向かいドアを開けると、フォーマルなシャツとジャケット姿の真斗くんが立っていた。
真斗くんは私を見るなり、スッと顔を背けてしまった。
「お前は…出るときはきちんと相手を確認しろと言っただろう…しかも、そのような姿で…俺じゃなかったらどうするんだ」
「え…?あっ」
言われて気づいたけれど、私はまだお風呂上がりのウェアのままだった。
フワフワのタオル地に、膝丈のズボン、真ん中にリボンをあしらったキャミソール…。
「あ、えっと…」
恥ずかしくてわたわたしている私
真斗くんはサッと中に入ってドアを閉め、私をギュッと抱き締めた。
温かい…真斗くんの腕の中。