一万打ヒット記念短編集
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朔
『最強上司』
「朔さん、呼びました?」
「おう、入れ入れ。」
上司の朔さんに呼ばれ、私は執務室のドアをノックした。
チェアにどっかり腰かけて足を組んでいた朔さんが、ニッと笑いながら私に手招く。
「喰とキイチは?」
「任務中ですよ。指示を出したのは朔さんじゃないですか。」
「そうだったか?」
まったく…この人は。
手招かれるまま近づくと、朔さんは立ち上がって私の背中に手を回して、額に口付けてきた。
くすぐったい。
「どうして私は任務がないんですか?」
「たまたま無いんだよ。だから唯一の任務に喰とキイチをつかせた。」
「へぇ?」
「無いのは本当だぜ?ただ、アイツらがいないときしか、お前とこういう時間がとれないだろ。」
「職権濫用…」
「そう言うなよ。お前が必要な任務なら、ちゃんとお前に指示をするさ。」
わかってる
いざとなったら、この人は艇長として恋人もどんな危険な任務にも行かせる。
そこが好き。贔屓しないから。
「そういうところ、嫌いじゃありませんよ。」
「どうせなら、好きって言ってくれよ。」
「…好きです。」
イタズラに覗きこまれた瞳を真っ直ぐ見据えて言い返した。
驚くかと思ったけど、ハハッと笑いながらシルクハットを脱いで、自分の頭をクシャクシャと掻いてる。
「ずいぶん素直だな?」
「ふふ、好きですから。」
上司だけど、私は朔さんが好きです。
喰くんやキイチちゃんには言えないけど。
たしかに、普段は大っぴらにはできないから…二人きりは魅力だね。
そう思って私から抱きついたら、優しく髪を撫でられた。
「ゆうべ飲みましたね?匂います。」
「バレたか。だが潰れるまでは飲んでいないからな。確かめてみるか。」
朔さんが少し開いた唇から舌先をちょっと出して、誘いかける表情をした。
素直にその表情にやられてしまって、乗っちゃおう…と私も舌先を出して絡めた。
うん、思ったほどお酒のニオイはしない。
それとは別に、甘く感じちゃう…キス。
そのまま後ろに押されて、軽く持ち上げられて机に座らされた。
およそ年上とは思えない、ニッと笑ったイタズラな顔で…シュルッと自分のネクタイを外して艇長服のボタンを外しにかかっている。
「今ですか…?いつ二人が帰ってくるかわかりませんよ?」
「まぁ。そうだなぁ。もうバレるのは時間の問題だけどな?こっそりお前の部屋に忍んでいくのも、なかなか大変なんだよ。」
舌で首筋をくすぐられ、ピクッと反応してしまった。
「部下に手を出す最低上司のレッテルを貼られますよ。」
「すでに手をつけてるのは事実だからな。」
私もスルリと胸に結んでいるリボンを外され、焦らすようにゆっくり、ゆっくりとブラウスのボタンを外される。
その指先に見とれて、本当に焦れた気持ちになる。
胸につけられた赤い痕があらわになり、そこに新たに口付けられた。
すでに手をつけられている証。
おかげさまで、着られる服が制限されちゃうけど。
「今日はどこに付ける?背中か。それとも、ここか?」
「んっ…」
スカートに手が伸びて、内腿をそろそろと撫でられた。
「スカートが、履けなくなります…。」
「それはちょっと嫌かもな。お前の足、好きだし。」
「スケベ…」
「ははっ…。男だからな。」
でも好き。
いつバレるかわからないのに…堂々としていて、ある意味最強。
「いっそバレちまったほうがいいかもな。」
「どうして?」
「そしたらさ。お前と俺で一緒の部屋にすればいい。毎日一緒だぞ?」
「ぶ…部下に示しがつかないとか、思わないんですか!?」
「まんざらでもないくせに…。」
バサッと上着を脱ぎ捨て、今度は中のシャツをくつろげ始めた。
私だって毎日一緒にいたいです。
上司だけど、好きになってしまったから。
そして…好きになってもらえたから。
「リイナ…好きだ。んっ…。」
「私も…です。でも…」
「ん?」
「ここは嫌です」
「いいと思ったんだけどな、机の上。上司と部下の秘密の恋って感じで。」
「……バカですか?」
「お前…だんだんと喰に似てきたな…。」
ま、同じ艇にいますからね。
意外にも朔さんは複雑そうに笑った。
「キイチには似るなよ。お前には、ずっと素直に好きだって言われ続けたいからな。」
「それは今後の朔さん次第ですね。私だって壱組の人間ですから。」
「そりゃ参ったな。」
「上司がダメダメだと、自然と部下がしっかりしていかないと成り立たないんですぅ。」
わざとキイチちゃんの真似をしたら、朔さんは笑った。
「いまは上司じゃねぇよ。…な?」
妙に色っぽい声で囁かれて、一気に私の体温が上がる。
いきなり持ち上げられた。
「わっ」
「じゃ、ベッドに行くぞ。めいっぱい可愛がってやるからな。良い声で鳴けよ?」
本当に…この人には、かなわない。
「そのうち、机の上でってのも叶えてくれよ。仕事のたびに思い出すからな。」
「最低スケベ上司!!」
おわり
朔さんのくだけてるけどやり手な感じが好きです。
『最強上司』
「朔さん、呼びました?」
「おう、入れ入れ。」
上司の朔さんに呼ばれ、私は執務室のドアをノックした。
チェアにどっかり腰かけて足を組んでいた朔さんが、ニッと笑いながら私に手招く。
「喰とキイチは?」
「任務中ですよ。指示を出したのは朔さんじゃないですか。」
「そうだったか?」
まったく…この人は。
手招かれるまま近づくと、朔さんは立ち上がって私の背中に手を回して、額に口付けてきた。
くすぐったい。
「どうして私は任務がないんですか?」
「たまたま無いんだよ。だから唯一の任務に喰とキイチをつかせた。」
「へぇ?」
「無いのは本当だぜ?ただ、アイツらがいないときしか、お前とこういう時間がとれないだろ。」
「職権濫用…」
「そう言うなよ。お前が必要な任務なら、ちゃんとお前に指示をするさ。」
わかってる
いざとなったら、この人は艇長として恋人もどんな危険な任務にも行かせる。
そこが好き。贔屓しないから。
「そういうところ、嫌いじゃありませんよ。」
「どうせなら、好きって言ってくれよ。」
「…好きです。」
イタズラに覗きこまれた瞳を真っ直ぐ見据えて言い返した。
驚くかと思ったけど、ハハッと笑いながらシルクハットを脱いで、自分の頭をクシャクシャと掻いてる。
「ずいぶん素直だな?」
「ふふ、好きですから。」
上司だけど、私は朔さんが好きです。
喰くんやキイチちゃんには言えないけど。
たしかに、普段は大っぴらにはできないから…二人きりは魅力だね。
そう思って私から抱きついたら、優しく髪を撫でられた。
「ゆうべ飲みましたね?匂います。」
「バレたか。だが潰れるまでは飲んでいないからな。確かめてみるか。」
朔さんが少し開いた唇から舌先をちょっと出して、誘いかける表情をした。
素直にその表情にやられてしまって、乗っちゃおう…と私も舌先を出して絡めた。
うん、思ったほどお酒のニオイはしない。
それとは別に、甘く感じちゃう…キス。
そのまま後ろに押されて、軽く持ち上げられて机に座らされた。
およそ年上とは思えない、ニッと笑ったイタズラな顔で…シュルッと自分のネクタイを外して艇長服のボタンを外しにかかっている。
「今ですか…?いつ二人が帰ってくるかわかりませんよ?」
「まぁ。そうだなぁ。もうバレるのは時間の問題だけどな?こっそりお前の部屋に忍んでいくのも、なかなか大変なんだよ。」
舌で首筋をくすぐられ、ピクッと反応してしまった。
「部下に手を出す最低上司のレッテルを貼られますよ。」
「すでに手をつけてるのは事実だからな。」
私もスルリと胸に結んでいるリボンを外され、焦らすようにゆっくり、ゆっくりとブラウスのボタンを外される。
その指先に見とれて、本当に焦れた気持ちになる。
胸につけられた赤い痕があらわになり、そこに新たに口付けられた。
すでに手をつけられている証。
おかげさまで、着られる服が制限されちゃうけど。
「今日はどこに付ける?背中か。それとも、ここか?」
「んっ…」
スカートに手が伸びて、内腿をそろそろと撫でられた。
「スカートが、履けなくなります…。」
「それはちょっと嫌かもな。お前の足、好きだし。」
「スケベ…」
「ははっ…。男だからな。」
でも好き。
いつバレるかわからないのに…堂々としていて、ある意味最強。
「いっそバレちまったほうがいいかもな。」
「どうして?」
「そしたらさ。お前と俺で一緒の部屋にすればいい。毎日一緒だぞ?」
「ぶ…部下に示しがつかないとか、思わないんですか!?」
「まんざらでもないくせに…。」
バサッと上着を脱ぎ捨て、今度は中のシャツをくつろげ始めた。
私だって毎日一緒にいたいです。
上司だけど、好きになってしまったから。
そして…好きになってもらえたから。
「リイナ…好きだ。んっ…。」
「私も…です。でも…」
「ん?」
「ここは嫌です」
「いいと思ったんだけどな、机の上。上司と部下の秘密の恋って感じで。」
「……バカですか?」
「お前…だんだんと喰に似てきたな…。」
ま、同じ艇にいますからね。
意外にも朔さんは複雑そうに笑った。
「キイチには似るなよ。お前には、ずっと素直に好きだって言われ続けたいからな。」
「それは今後の朔さん次第ですね。私だって壱組の人間ですから。」
「そりゃ参ったな。」
「上司がダメダメだと、自然と部下がしっかりしていかないと成り立たないんですぅ。」
わざとキイチちゃんの真似をしたら、朔さんは笑った。
「いまは上司じゃねぇよ。…な?」
妙に色っぽい声で囁かれて、一気に私の体温が上がる。
いきなり持ち上げられた。
「わっ」
「じゃ、ベッドに行くぞ。めいっぱい可愛がってやるからな。良い声で鳴けよ?」
本当に…この人には、かなわない。
「そのうち、机の上でってのも叶えてくれよ。仕事のたびに思い出すからな。」
「最低スケベ上司!!」
おわり
朔さんのくだけてるけどやり手な感じが好きです。