溺愛解禁
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『カカシ、このチョコレート味見してくれない?』
『ん、どれどれ』
カカシはナナシが手作りした、という生チョコを味見。
ふわりとブランデーの香りのする、少し苦めのチョコレートだ。
『うん、美味しいよ』
『ホント!良かった』
このチョコレートが、今回、ナナシを大変な目に遭わせてしまう事など、彼女はまだ知らない。
『ナナシ~』
『カカシ、そんなにくっついたら動けないよ』
しばらくして、ナナシにやたらとまとわりつくカカシ。
セクハラじみているのはいつもの事だが、いつも以上にセクハラじみている。
『‥‥‥‥‥‥』
『‥‥‥カカシ?』
しかし、じゃれついていたのがピタリと収まり、彼女は静かになったカカシを不思議そうに見上げた。
すると突然のキス。
そのまま押し倒されてしまった。
服の裾からカカシの手が滑りこんで、指先が優しく胸を覆い包む。
『んんっ!』
ナナシが苦しくてもがくと、その手を押さえつけられてしまった。
途端に息を止めていたキスからは解放された。
『ハァ、ハァ‥‥‥ヵ、カカシ?どしたの急に‥‥‥』
『ん~?ナナシが可愛いから我慢出来なくてね~』
脈絡のない喋りにナナシは彼を見つめた。
なんだかいつもと違う気がする。
目が座ってる‥‥‥のは、いつもの事。
いや、いつもより座ってる。
頬だってほんのり赤い。
まじまじと彼を観察して、おかしな部分を探った。
『もしかして‥‥‥』
そして、辿り着いた答え。
『カカシ、酔ってる?』
トロンとしているのに獲物を狙う男の瞳。
口元は不適に笑っている。
ナナシには何故酔っているのかわからなかった。
お酒など飲んでいなかったはず。
何かお酒の混ざった物を食べ‥‥‥と、そこで“あ!”と声を上げた。
『あのチョコレートの!?』
先程試食してもらったブランデー入りのチョコレートの存在を思い出す。
まさかあんな微々たる量でカカシがこんな風になってしまうなんて。
この時初めてカカシがお酒に弱いことを知った。
彼のいつもと違う雰囲気に少し不安になったが、綺麗とも妖艶ともいえる色気を帯びた表情にドキドキした。
『ねぇ、なに脅えてんの?』
カカシは内心を読み取るかのように言い放つと、フッと口元を歪め微笑する。
たまらずナナシは顔を赤くした。
見慣れてるはずなのに凄くドキドキする。
戸惑いを隠せないまま、ただカカシに見惚れていた。
そんな見つめあっている中、ツツツッと太股を滑る指が秘部を探り始めた。
『ひぁっ‥‥‥ンッ!』
ナナシの背中がビクンと跳ね、刺激に甘い声をもらす。
顔を横に背ければ、カカシの唇が耳を甘噛みしてきた。
秘部で探るよう指を動かしていたが、愛液で濡れてくるのがわかると指が増え、内側を探り始める。
カカシの手にまとわりつく愛液が、動かすたびに卑猥な音を放っていた。
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