トビラ、ヒラク
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少し落ち着いた後、ティッシュで諸々を処理しながら背を向けた藤真くんが口を開いた。
「すげー緊張した」
『そうは見えなかったけど?』
ハハッと笑いながら、藤真くんの視線の先にはテスト勉強をしていたテーブルがある。
「俺、名前とテスト勉強すんの無理かもしれない」
『えっ…?』
藤真くんはクルリと振り返り、私の肩を抱いた。そしてまた耳元で囁いた。
「我慢できそうに無いんだよ」
言葉とは裏腹に、気付けばまた私は押し倒されていた。
もう藤真くんしか、見えない。
おわり
おまけ→