シャツが乾くまで
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おまけ
部活に向かう途中、神さんを見つけた。
「神さん!チワッス!」
「あ、信長。彼女と上手くいってるみたいだね」
「あ、ハイ…おかげさまで…って!何で神さんが知ってるんスか?」
「この前、女子が話してるの、たまたま聞いちゃったんだよね」
ある日
「名前、あの可愛い年下くんとはどーなのよ?」
「ていうか、前の彼氏とタイプ違うからホント意外だったよ〜」
『まぁ、そうかもしれないけど…意外と男らしい面もあるんだよ?』
美人だなとは思っていたが、あんなに幸せそうに笑う彼女を俺は初めて見た。
信長の奴、やるじゃん。
その日は何だか一日中、嬉しい気持ちで溢れていた。
「──ってことがあってさ」
「……」
「信長…?」
「神さん、すみません!先に行ってて下さいっ!」
俺は玄関に向かって走った。
今すぐに名前さんを抱き締めたくなったから。
そして、何度目か分からない〝好き〟を伝えたくなったから。
おわり
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