シャツが乾くまで
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俺たちは寄り添ってベッドに寝転んでいる。少し落ち着き色々と振り返ると、俺は名前さんに相当失礼なことを言ってしまったことに気が付いた。
「あの…さっきはすみませんでした。元彼と…なんて言っちまって…」
『ホントだよ。信じらんない』
やっぱり怒ってるか…そりゃあそうだよな。あの場面で元彼がどーこー言うのはさすがにマズかった。
落ち込んでいると、名前さんが俺の肩に頭を乗せ、顔を近付けてきた。
『でも信長くんの〝初めて〟くれたから、許してあげる』
汗で前髪がクタクタになった名前さんもやっぱり綺麗だ。こんな姿を見て良いのは、世界で俺だけにして欲しい。
「名前さん」
『なぁに?』
「ホントに大事にします。これからも、ずっと」
名前さんは嬉しそうに微笑み、俺の頬にチュッと音を立ててキスをした。
『たまには通り雨も悪くないね』
そのイタズラっぽい笑顔に、俺はまた心を鷲掴みにされてしまう。
「シャツが乾くまで、まだ時間ありますよね…?」
おわり
おまけ→