Mistakes Cause
NAME CHANGE
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「…仕事しよっか」
『!!は、はいっ!!』
「キスすると思った?」
『お、思ってませんっ!』
宮城はまたニッと笑った。少し余裕がありそうで、名前は何だか悔しかった。
『あ…私、ご飯と宮城さんのドリンク買ってきますね』
「あー…ドリンクはもういいや。さっきのでいっぱいエネルギー貰ったから」
どうしてこんなに素敵なのだろう。憧れどころか、完全に心を鷲掴みにされてしまった。
『あ、じゃあ500円お返しします』
「いいよ。今日は残業大変だし、あげるよ」
『えっ…でも…』
「いいって。ほら、ご飯買ってきなよ」
名前はオフィスの外に出て、宮城がいる階の窓を見上げた。なんだか妙に明るく見える気がするのは何故だろう。
新人のミスも、たまには悪くないな。
そう思い、貰った500円を財布の中のポケットに仕舞った。
恋愛成就の御守りと一緒に。
おわり
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