でこれいしょん
NAME CHANGE
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手を洗い、着替えてテーブルの前に座る。敢えて焦げた方を上面にしたままお好み焼きは皿の上に置かれている。
「ソースとかせえへんの?」
『ふふふ…今から〝でこれいしょん〟すんねん』
名前はソース、マヨネーズ、青海苔、カツオを用意し、お好み焼きにかけていく。出来上がったのは岸本の顔だった。顔のパーツをマヨネーズで描き、髪の毛をソースとカツオで描いた。
「青海苔はどうすんねん」
『……髭剃りサボった実理!』
マヨネーズで描いた口の周りに青海苔をパラパラと落としてゆく。
『はい、できた!おかえり、実理。お疲れ様でした』
満足そうにお好み焼きを差し出す名前が可愛くて堪らない。
「何やねんソレ…可愛すぎるやろ…」
岸本はその場で名前を押し倒した。約1ヶ月ぶりということもあり、少し余裕が無かった。
「名前、せっかく作って貰って悪いねんけど…ちょっと我慢できひん…」
そう言って唇を重ねようとすると、名前が手で唇を隠した。
『待った!!』
「なっ…待たれへん…!」
『ちゃうねん。ここで色々したら、カツオと海苔が飛んでエライことになってまうやんか……ベッド、行こ?』
少し顔を赤らめてそう言う名前は、やっぱり可愛い。岸本はそのままヒョイとお姫様抱っこをして、名前をベッドまで運んだ。
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