繰り返す8月の夕空
NAME CHANGE
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「インターハイ、負けてん」
『うん。それはさすがに察したわ。でも、南の顔見たら安心したわ。何やよう分からんけど、全部落として来れたんやね。顔つきが全然ちゃうもん』
南は驚いた。北野さんのことや、妙なあだ名をつけられていることなど、部活以外の人に話したことはなかった。日々の学校生活の中で、自分の〝何か〟に気付いていた名前に感心してしまう。
「よう見とんな、名字は」
『んー、何ちゅーか、南やから見とったっちゅーか……あっ!べ、別にそういう意味ちゃうで!!』
突然焦り始め、頬をポッと染めた名前を見て南はプッと吹き出した。
「何やねん。自分の言葉に興奮すんなや」
『し、してへんっ!』
「おい、カメラ貸せ。お前のその顔も特別やから撮ったるわ」
『いや、ええって!間に合ってます!!』
南が広島から帰ったこの日、河原にはじゃれ合う二人の背中が並んでいた。そしてこの日を境に、南と名前はよく話すようになり、交際へと発展していったのだった。(それはまた別のお話で…)
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