繰り返す8月の夕空
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名前は部屋の片付けをしていた。長男と次男の子ども部屋を作ろうとしているのだ。今は荷物置き場と化している部屋を片付け、次男が小学校に上がる前に2人の部屋を作っておこうということになった。
まずは要る、要らないの分別からだった。子どもたちが赤ちゃんの時に着ていた服や育児用品を見ていると何だか懐かしい気持ちになり、大きくなったものだとしみじみ浸っていた。
さらに棚の奥を探っていると、埃を被った箱が出てきた。クシャミをしながら箱を開けると、アルバムが出てきた。
(あっ…これって高校生の時の…)
開いてみると高校生の自分が主に写っていて、南と付き合い始めた後からはチラチラと南が写っている物もあった。
ページをめくっていくと、1枚の写真を見てぴたりと手が止まる。それは最近2人で行った、高校の近くの河原で黄昏れている南の後ろ姿だった。名前はこの写真を撮った日のことを思い出した。
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