青い夏の日だった
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2年の時、俺はインターハイで相手チームのエースに怪我をさせてしまった。エース不在のチームは隙だらけで、勝つのは余裕だった。
怪我をした相手の哀しい眼差しは、今でも鮮明に覚えている。
それから俺にあだ名がついた。
〝エースキラー南〟
ほら、あれがそうやって
何か怖そうな顔しとるもんな
勝つためやったら、何でもすんねんて
南よ
北野…さん…?
その目で見んといて下さい──
ここでいつも目が覚める。
冬の選抜予選はキャプテンとして出場した。普通にプレイしていても、少し腕や肘が近いだけで相手は逃げるようになった。周りの態度や心無い声に想像以上のダメージを受けていたようで、こうしてよく分からない夢を見るようになった。
必ず最後に北野さんが出てきて、怪我をさせたあの神奈川の選手と同じ哀しい目で俺をただじっと見ている。これが意味する物は何なのか…。
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怪我をした相手の哀しい眼差しは、今でも鮮明に覚えている。
それから俺にあだ名がついた。
〝エースキラー南〟
ほら、あれがそうやって
何か怖そうな顔しとるもんな
勝つためやったら、何でもすんねんて
南よ
北野…さん…?
その目で見んといて下さい──
ここでいつも目が覚める。
冬の選抜予選はキャプテンとして出場した。普通にプレイしていても、少し腕や肘が近いだけで相手は逃げるようになった。周りの態度や心無い声に想像以上のダメージを受けていたようで、こうしてよく分からない夢を見るようになった。
必ず最後に北野さんが出てきて、怪我をさせたあの神奈川の選手と同じ哀しい目で俺をただじっと見ている。これが意味する物は何なのか…。
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