Lifelong Medicine
NAME CHANGE
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掃除、洗濯を済ませ、いつもなら店に立つ時間になった。南の様子を見ようと、寝室に向かう。
ドアをそっと開けると、南はスヤスヤと眠っていた。明るい部屋で間近に寝顔を見るなんて何年ぶりだろうか。
(やっぱ烈って綺麗やんな…意外と睫毛長いし…)
ジロジロ見ていると南の目がパチッと開き、名前と目が合った。
『あ、ごめん起こしちゃった?』
「いや……アイツは?」
『烈が風邪や言うたら、花屋の奥さんが全員夕方まで預かってくれるって」
「そうか……何かアイツらに弱ったトコとかあんま見られたないな。年取って、病気になって苦しんでアワアワしとるトコとか見られたない…」
南はクッションに顔を埋めながら、心底嫌そうにそう言った。熱のせいで妙なテンションになっているのだろうか。
「俺が死ぬ時は、完全に死んでから周りに伝えてや」
『もー!何言うてんの!まだまだ先の話やんか』
一緒にシワシワと歳を取って行きたいと思っていたが、その先のことまでは考えたこともなかった。南の背中を見ていると、何だか急に哀しさが増して見えた。
『…じゃあその時、私だけは側におってもええ?』
南はチラリと名前を見て、目を細めた。
「…おう」
『ならこうやって、ずーっと手を握ってるな』
名前が南の手をそっと握ると、南はその手を名前の頬に添えた。
「…冷やこくて気持ちええ」
『氷枕持って来よか?』
「いや、これでええ」
『え、でも…』
「…お前が一番の薬や」
そう言って頬から首筋をなぞり、腕を掴んで引き寄せた。あっという間に名前は押し倒された体制になる。
『ちょ……寝てなアカンて…!』
「…薬は飲まなアカンやん」
南の唇が名前の鎖骨に落とされる。服の上から下着をズラされ、先端を指で刺激される。あっという間に硬くなり、服の上からでも分かるようになった。
「昼間やとハッキリ見えるな」
『……っ……もうっ…アホッ……』
服が擦れて刺激が強く、名前はビクビクと反応してしまう。そのままもう片方の手でズボンを脱がされ、太ももを撫でられる。足を持ち上げられ、内ももにチュッチュッと音を立ててキスが落とされる。
「…ここのホクロ、久しぶりに見た。何でこんなところにホクロあるん?エロ過ぎやろ」
『…あっ……もう…知らんわっ……』
指でホクロをなぞられる。いつもより指先が熱いのは、風邪だからなのか自分が興奮しているからなのか、名前は混乱した。
南の指が吸い込まれるように名前の秘部を掻き混ぜる。その水音が耳も脳も興奮させた。
『うぁっ……んふぅっ……つよ…し……あぁっ……』
「……やらし」
名前の腰がくねくねと動き、ビクビクしながら少しだけ浮いたのを見て、達したのだと南は悟った。
「もうイったんか」
『…ハァ…そんなん聞かんといてや…イヤやねん。AVみたいに自己申告すんの…』
「ブッ……お前のそういう所、好きや」
南は名前の身体を起こし、自らの主張するモノへ手を当てがった。既に準備はできていて、やっぱりそれもいつもより熱い気がした。
優しく握り、上下に擦り始めると南は息を荒くして名前を見つめる。
「舌、出してや」
言われるがままにベロリと舌を出せば、わざと見えるように舌を絡ませ、糸を引かせる。南は手でされながら、舌を絡ませるこの行為が好きなことを名前は知っている。
(…ここで止めたら生殺しやな)
何故かここで名前は妙に冷静になり、風邪を引いている南に無理をさせてはいけないと思った。南を押し倒し、上に乗って秘部を擦り付けた。
「……ちょっ……何……っ…」
『うぁ……これ…やらし……んんっ…』
天井を仰ぎながら恍惚な表情を浮かべる愛する妻が、胸の膨らみを揺らしながら腰をくねくね動かす景色に南は興奮した。
わざとチグハグに下半身を動かし、刺激を与える。そして次の瞬間、二人を快楽の波が貫いていった。
『んあぁぁっ……は、入っちゃ……った…』
「……くっ……ハァ……アホ…もう止められへんからな…」
名前は上下に腰を動かし、南はそれに合わせて突き上げる。肌と肌がぶつかる音と秘部から溢れる水音が寝室に響く。
『…あっ……つ…よし……舌…出してぇ…?』
快感に溺れ、泣きそうな表情でそう訴える名前を見て、南の興奮はさらに増していく。舌を出すと名前は自ら吸い付き、吐息を漏らしていた。
『あぁぁぁ……ダメ…奥……きちゃう……』
「……っ……キツっ……抜くで…」
身体が離れたくないと、奥に誘い込むのに抗って勢い良く結合部を離した。その刺激で、二人は同時に果ててしまった。
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