(後編)
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チャペルの扉が開く。
一面のステンドグラスがキラキラと輝いている。この素敵なチャペルに今、楓と私の二人だけがいる。
楓に手を引かれ、バージンロードを歩く。コツコツとヒールの音だけが響いた。
楓は私のベールをそっと上げ、私の肩に手を添えた。
あなたを好きでいて良かった。
あなたを待っていて良かった。
あなたを信じて良かった。
明日は楓が選んでくれたこのドレスみたいに真っ白な飛行機に乗って、永遠を誓おう。
『幸せにするからね』
「…俺のセリフ」
お互いゆっくりと目を閉じて、唇を重ねた。
もう一人では行かないでね。
明日からチョコレートじゃなくて、あなたにおはようを言えるのが何よりも嬉しい。
おわり
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