お守りガール
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翌日
用意したプレゼントはしっかり鞄の中に入っている。「昼休み、屋上に来い」とだけメールしておいた。
そして、昼休み
「名前、どしたぁ?わざわざ屋上なんかに呼んで」
『あんなぁ、今年もインターハイに行けるよう、お守りプレゼントを用意してん。」
「ホンマに?めっちゃ嬉しいわ!毎年名前のお守り効果バッチリやもんな」
『今年はなぁ、高校最後やし、めっちゃ悩んでん。そして、見つけた答えがコレや!』
「お!ヘアゴム!」
『練習ん時、よう結び直してたやろ。だから太くてしっかり結べるの探してん』
「これ、あのブランドのやん。ヘアゴムもあんねんな。めっちゃ嬉しいわ。おーきに!」
ニコニコとヘアゴムを眺める実理を見て、私は凄く嬉しかった。
『実はな、もう1個あんねん。スペシャルやから目閉じてや』
ギュッと目を閉じる実理。
『良いって言うまで目開けたらアカンで。あと何があっても絶対動いたらアカンで』
「え、何?めっちゃ怖いねんけど…わ!何か冷たいで?何やねん!」
『動いたら、死ぬで』
実理はビクッとして大人しくなった。
そして、
バッチーーーン!!
と、大きな音が響いた。
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