かわいい常連さん
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それからバスケ部のお客さんはほぼ毎日来ては、私に話しかけるようになった。土屋さんというらしい。
「名前ちゃんて、いつも何時までバイトしとんの?」
『普段は遅くても22時くらいですけど、今は冬休みなのでもうちょいやってます』
「そうなん?帰り危ないやんか」
『いや、家すぐそこなんです。ホンマ2秒くらいなんで』
笑いながら言うと、土屋さんは物凄く真剣な顔をした。あれ?冗談通じひん人?
「2秒でもお尻は触れるやんか!」
『ブッ…!土屋さん、オモロイ笑』
私が大ウケしていると、ちょっぴり不満そうに「僕は真剣やねんけど」と言った。
口を尖らせた土屋さんも、かわいいと思った。
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