ホワイトデーは君と猫を。
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流川は買い物をしてからとある空き地に向かった。そこでは数匹の猫がひなたぼっこをしている。
初めは猫が目的だったが、いつの日からか目的はある一人の女性になっていた。その人は名前といって、同じく猫を目的にやって来る大学生だ。二人は何度か遭遇する内に話すようになっていた。年上ではあるが可愛らしい笑顔とのんびりしている所が流川には心地良く、これが恋なのだとつい最近自覚していたのだった。
今日は天気が良く春が感じられる温かさということもあり、流川は彼女がいる気がして空き地に来たのだった。しかしそこには予想外の光景が広がっていた。
なんと名前が知らない男性と二人で猫を撫でていたのだ。
あまりの驚きに流川は咄嗟に物影に隠れてしまい、そっと二人の様子を伺っていた。楽しそうに話している名前の横顔にモヤモヤと心が曇る。
暫くすると男性の方は立ち上がり、一人で先に帰ってしまった。そして名前はゆっくりと流川のいる方に近付き、顔を覗かせる。
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