お母さんが風邪を引いた日
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年が明け正月気分も薄れてきた頃、南さんちの様子がいつもと違っていた。
「おかあさん、だいじょうぶ?」
『大丈夫やで。そろそろ洗濯物取り込まなアカンな…』
そう言って立ちあがろうとする名前を南は止める。
「俺がやるから横なっとけ」
実は名前は正月の準備や冬休み中の子どもたちの相手をしていたためか、珍しく体調を崩してしまったのである。しかし子どもたちは看病したがり常に誰かが話しかけ、加えて家のことをしなければと気になってなかなか休めずにいた。
南は名前を休ませようと子どもたちの相手をしながら店と家のことをやっていた。そんな家族の姿を見てありがたい気持ちと寂しいような気持ちを持ちつつ、名前は眠りについた。
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