ランチタイムの模様
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そして学食で四人席を確保し、女子二人が向かい合い、はなの隣りに土屋、その向かい側に岸本が座る形になった。
はなちゃん、大丈夫やろか。もし岸本がアホなこと言うたらテーブルの下から蹴ったろ。
小山さんて近くで見るとめちゃくちゃ美人やん…。まつ毛長いしクールで知的で…私とは真逆…。
ついにこの日が来た…!土屋、はな、フォロー頼むで…。
つ、つつつ土屋くんが…!土屋くんがすぐそこに…!やばい無理死ぬ!落ち着かなきゃ…!
まさかそれぞれがこんなことを考えているとは誰も思わないだろう。それぞれ口に食事を運んでいるが、正直味なんて分からないし、どうでも良かった。何とも言えない微妙な空気が漂う中、口を開いたのは土屋だった。
「小山さんと岸本はバイトが一緒やねんな?」
『……っ……うん…!あ、あの… 森本さんと岸本くんは幼なじみなんだよね…?』
突然土屋に話しかけられたなおは動揺を隠すのに必死だった。
『あ…うん。小さい頃から基本こんな感じやって…』
「成長しとらんみたいに言うなや」
「黒歴史ばっかやもんな?」
「土屋は知らんやろが」
こんな感じで当たり障りの無い会話がひたすら続き、昼休みの後半になると学食から人が引け始める。今日は午後一の講義が無いため、四人はそのまま話を続けた。
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