八月四日
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そして八月四日、
試合は嘘のようにボロ負けだった。本当に昨日あの山王工業に勝ったチームなのか?と思う程に。観客の中には「なんだ、期待して損した」なんて言う人がいて、めぐはムッとする。
三井は最後までコートに立ち続けた。肩で息をしている。足ももうふらふらだ。
頑張れ、頑張れ…!
声を出したいがこの状況で自分が来ていることに気付かれるのは良くないと思い、めぐは心の中で叫んだ。そして試合が終わり整列する三井を見た途端、めぐは立ち上がり走り出した。
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