青さ残る、君と。
NAME CHANGE
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
結局見たかったということもあり、映画を観ている間は特に三井くんのことは気にならなかった。そしてエンドロールが終わり何となく三井くんの方を見ると、バッチリ目が合ってしまった。
「名字さん、この後何か予定あるんですか…?」
『いや…特には。軽く飲んで帰ろかなとは思ってたけど…』
「…一緒に行っても良いですか?偶然会えたことですし」
またあの笑顔が飛んでくるかと思いきや、今度は少し恥ずかしそうにしていた。何だよもう…調子狂うじゃんか…。当然断る理由も無いため、私と三井くんはそのまま居酒屋に向かって歩き出した。
横に並んで歩くなんてオフィスではよくあることだけど、休日だし、私服だし、夜だし…。あれ、待って…さり気なく車道側歩いてくれてる…?ダメだ…脳が休日モードだから変な方にばかり考えが行ってしまう…。結局、どんな会話をしていたのかもろくに分からないまま店に着いてしまった。
席に着くいておしぼりで手を拭きながらメニューを開く。私から見たら正面、つまり三井くんからみたら逆さまに見えるように開かれている。
「名字さん、飲み物何にしますか?」
一杯目はビールだと何も聞かずに勝手に注文してしまう元彼を思い出してしまった。理想が叶った瞬間なのに、新鮮でくすぐったくて落ち着かない。
『じゃあライムサワーにしようかな』
「オッケーっす!あ、注文良いですか?」
店員さんにも丁寧に接してるな…。ハッ…!私、何目線で三井くんのこと観察してるんだろう…!男の人と二人で飲みに来るなんて久しぶりだから、つい付き合う前のデート感覚になってしまった…!ダメよ、相手は会社の後輩!!
そんな私の葛藤とは裏腹に、三井くんは涼しい顔でフードメニューを見ていた。何よ、私ばっか意識しちゃって恥ずかしいじゃん…。
.
