先生となかよし
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その夜
子どもたちが寝た後、いつものように夫婦の時間がやって来る。寝かしつけを終えた南がリビングに戻ると、名前もちょうどお風呂から出てきた所だった。
名前は今日のお迎えの真相を探るべく、話題にしてみることにした。冷蔵庫からビールを二つ取り出し、南の隣りに座ってから差し出した。
『今日はお迎えありがとうな〜。ホンマ助かったわ〜』
「まぁ店も暇やったし、たまにはな」
缶ビールの蓋を開け、それを名前に差し出し、今度は名前が持っている方の缶ビールを取って蓋を開けた。何の合図も無くお互いビールを口に含み、ホッとひといきついた所で南の様子はいつもと変わらない。しかし必ず何かあると妻の勘センサーが作動し、名前は話を続ける。
『あの子めっちゃ喜んどったで。お父ちゃんが迎えに来てくれたーって。久々に行ってどうやった?』
「…昨日言うてた男の先生、見たわ。えらい好青年って感じやな」
『あー、そうやね。あの見た目で女の人ばっかの職場やと大変そうやね、色々』
名前にとっては何気なく言った言葉だった。しかし、南にとっては確信的な言葉になってしまう。つまり名前はあの先生の見た目を悪く見ていないということになるからだ。
「俺とは全く〝なかよし〟してくれへんかったで」
『え?なかよし?』
ここで名前は昨日の事を思い返してみる。そしてそれが長女が言った言葉だということを思い出し、南の様子や行動がおかしかったことを繋げると全てを悟るに至った。
『烈、明日定休日やし、皆でお迎え行かへん?』
「…ええけど…」
『〝なかよし〟見せたるよ』
そう言って名前はグーッと缶ビールを飲んだ。南も黙ってビールを飲んだが、味はよく分からなかった。
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