オードリーがシンデレラを飲んだ日の話
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南、岸本、土屋、名前の幼なじみ4人が高校を卒業してから10年が経った。
全員、大阪にはいるが、それぞれが多忙でなかなか会う時間がなかった。
そんなある日、名前から久しぶりに皆で集まろうと集合がかかった。
場所は落ち着いた雰囲気のレストラン。
オシャレな所だからとびきりオシャレして来い、と名前から念押しされていた。
最初に着いたのは南だった。
「いらっしゃいませ。ご予約のお客様ですか?」
「〝名字〟です」
昨年結婚して名字が変わったはずなのに、何故旧姓で予約をしたのか、と思いつつ、南は席に着いた。
程なくして、土屋と岸本もやって来た。
「久しぶりやなぁ。そしてやっぱり南がいつも一番やねんなぁ」
「そしてやっぱり名前がいつも一番遅いねんなぁ。言い出しっぺのくせに」
あの頃と全然変わらんな、と久しぶりに会ってもすんなり話せるのは、やはり幼なじみだからだろう。
「岸本、息子はどうや?おっきなったか?」
「南くん、そんな中学生みたいな下ネタヤメ〜や」
「…土屋って相変わらず土屋やな」
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