アメいっぱい
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せっかくの休日だというのに、今日は雨だ。
特にすることも無く、僕はソファーに座り、ぼんやりと雑誌を見ていた。
ふとテレビから子どもの頃に聞いたことがある、懐かしい曲が流れる。
『あ、この曲…私めっちゃ好きやった』
と名前が言う。
少しして『コーヒー』と一言だけ発し、名前が立ち上がる。
ふわりと良い匂いが流れてくる。名前がいれるコーヒーの匂いが僕は大好きだ。ご機嫌なのか、さっきの曲を歌っているようだ。
『青空に続く坂道
息せきかけてく あの娘はだあれ ?
忘れてた宝物見つけたよ
切り取った時間の片隅
夕焼け草原 風の匂い
笑顔の魔法を教えて』※
ふーん、そんな歌詞やったんか、と名前の歌声に聞き入り、眠ってしまいそうになる。
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