キャプテン会議
NAME CHANGE
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「名前のこと、真剣に考えて貰われへんやろか?」
「…は?」
あまりにも想像と逆のことを言われ、思考が停止する。
ん?つまりそれって、仲良くしろってことやんな…?
「もう毎日凄いねんで?南さんと電車で会うただの、おもろい話しただの。毎日興奮して俺に話してくんねん」
ヤバい…それはめちゃくちゃ嬉しいし、想像すると可愛いと思ってしまった。
「…南やったら、安心して任せられるからな。あ、これはボケやないで?ホンマにそう思とる」
土屋は微笑みながらコーヒーを一口啜った。コイツにこんな風に思われていたことが意外だったが、嬉しいと素直に思えた。
「南はどう思とんの?名前のこと」
「…それは、ここで言うことちゃうやん」
「ふふっ…そうやね。失礼しました。いやぁ青春やねぇ」
そう言いながらまたコーヒーを口に含む土屋は嬉しそうに微笑んでいた。今のはちゃんと心から笑っていたんだと思う。
まさか土屋がこんな事を考えていただなんて正直意外だったし、俺の事をここまで信用してくれていることも驚いた。でも土屋の言葉があったからこそ、俺は明日ちゃんと言葉に出来るはずだ。
「俺と付き合うてくれへん?」
そう言ったら、君はきっと顔を真っ赤にしてとびきりの笑顔で頷いてくれる気がする。
その笑顔はきっとまた、土屋に似て見えるんやろうな。
あー、早よ会いたいな。
おわり
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