キャプテン会議
NAME CHANGE
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相変わらず土屋の考えていることはさっぱり分からず、どうリアクションするのが正しいのか困っていると、土屋は何も言わずまたアルバムのページを捲った。すると今度は最近の妹の写真だったのだが、何故か海に行った時の水着姿の写真だった。俺は思わず写真から目を逸らしてしまう。
「こう見ると名前も大人になったもんやなぁ」
「ちょお待て。何やねんさっきから。妹の水着写真を進んで見せてくるってどーいうことやねん」
「いやだって可愛いやろ、うちの名前。天然さんでフワフワしとってイマドキあんなええ子ちゃんおらんと思うねん」
土屋は自分の妹を急に褒め始めた。しかも何だか妙にわざとらしく。
「でもなぁ、兄としては心配やねん。年頃やし、変な男に騙されへんかなとか、ね」
そう言い終えた時、土屋はジッと俺の目を見た。もしかして妹に近付くなとでも言いたいのだろうか。あー、もう全然分からん。はっきりせぇや。
俺は意を決して口を開いた。
「悪い。何が言いたいんかよう分かれへんねんけど…」
「ん?あぁ…そうか。ほな単刀直入に言うな?」
口調はいつもの通りだったが、土屋の目付きは試合でここぞという場面の時と同じになっていた。俺は思わず身構えてしまう。
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