The rarest encounter
NAME CHANGE
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「名字さんもガチャやりにきたピョン?」
『えっ……あ、うん』
私の事、知ってくれてるんだ…。特に何の取り柄もないし、同じクラスになったこともないのに…。
それにしても深津くんは一人でガチャガチャをしに来たのだろうか。堂々と出来て羨ましいなぁ… 。やっぱり全国区の有名人ともなればそんなの気にならないのだろうか。それにしても深津くんはどんなガチャをやっているのだろう…。そう思い手に持っているカプセルを見ると、猫の被り物シリーズだった。
『深津くん、猫飼ってるの?』
カプセルを指しながら言うと、深津くんは全く表情を変えずに言った。
「いや、飼ってないピョン」
『えっ?!そ、そうなの…?』
ダメだ…謎過ぎてついて行けない…。次のリアクションと話題をどうするべきかと悩まない訳がなく、ただモジモジすることしか出来なかった。
「本当は今日は違うのをやりに来たピョン。でも無かったから別のをしてたんだピョン。名字さんは何やりに来たピョン?」
『あ…好きなやつの第二弾が出たっていうから来たんだけど無くてさ…』
「もしかしてグソクムシシリーズかピョン?」
『そうそう!え、知ってるの?!』
「俺もそれをやりに来たピョン」
『うっそ…!ホントに?!』
なんと深津くんも私と同じガチャを探しに来たらしい。こんな田舎でも需要あるじゃん…。頼むよ、店員さん…。
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