始まりの日
NAME CHANGE
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あー、そういえばよく当たる占いの本に、イニシャルがMで身長184センチの奴はダメだって書いてあったピョン」
「は?何だよその占い。ダメって何だよ、ダメって!しかも何で俺の身長分かるんだよ!」
「お前、いちいちそんなアホみたいな事に反応すんなや。イニシャルは名前で分かるし、身長も当てずっぽうが当たっただけや」
「あ、お前もイニシャルMで身長俺と同じくらいだな!ざまあみろ!」
「ハァ…こんなアホ久しぶりに見たわ」
「やっぱ占いは当たってるピョン」
今まで全く接点の無かった三人が、まさかこうして同じ目的でここに集まってくるだなんて…。
三人を順に見渡す。
こんなに素敵な人たちが私を…。
「簡単な事だピョン。名前が選べば良いピョン」
「そうだな。名前、誰を選ぶんだよ」
「自分ら、選ばれへんくても文句言わんといてや」
三人の視線が一気に私に向けられる。
これって所謂、逆ハーってやつだよね…?
自分の身にこんな事が、しかも突然起こるだなんて夢にも思わなかった。
人生が大きく変わろうとしている。
どうする、私…?!
続く