歩き出した日(三井 ver.)
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『もぉぉぉ…それ!そういうのにやられちゃうんですよ!!』
「ハァ?!な、何だよ!何が言いてーんだよ!」
『言ったら楽しくないので、言いたくないでーす』
「…コノヤロー」
一瞬、ぐらりと景色が動いたかと思うと、私は三井さんの腕の中にいた。
三井さんの胸の鼓動が速い。
私もドキドキしてしまう。
「…やっと大人しくなった」
『み、三井さんだって…』
どんな顔をしているのだろうと思い見上げると、バッチリと目が合ってしまった。視線がぶつかると、愛しい気持ちがどんどん込み上げてくる。
「…もう離さねーからな」
そう言った三井さんは、今度は耳まで赤くなっていて、私の母性はくすぐられっぱなしだった。自分が今どんな顔をしているか分からないけれど、もう何だって良いや。
あなたの隣りは、私の居場所になっちゃったんだから。
あの日の出会いは、きっとただの偶然なんかじゃないよね?
またこの場所から始まる。
おわり