15:正直、忘れてた
NAME CHANGE
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
結局、井矢見は見つからず、今日はもう帰ることにした。
帰り道、家に着くまで南くんはずっと手を握ってくれていた。元々私の家で過ごす予定だったため、鍵を開け、南くんと家に入った。すると、ずっと握っていた手が離れ、まだ靴を脱いでもいないのに思い切り抱き締められた。
「泣かせへんって約束したのに、ホンマにスマン…」
『私、悲しくて泣いたんちゃうよ。南くんが助けに来てくれて、嬉しくて泣いたんよ。だからそんな顔せんとって。ホンマにありがとう』
私は南くんの頬にそっと触れた。
「好きや」
『うん。私も』
ゆっくりと南くんの顔が近付いてくる。私たちは目を閉じ、触れるだけのキスをした。
閉め切った家が蒸し暑くて、首を伝う汗に何だかゾクゾクした。
.
帰り道、家に着くまで南くんはずっと手を握ってくれていた。元々私の家で過ごす予定だったため、鍵を開け、南くんと家に入った。すると、ずっと握っていた手が離れ、まだ靴を脱いでもいないのに思い切り抱き締められた。
「泣かせへんって約束したのに、ホンマにスマン…」
『私、悲しくて泣いたんちゃうよ。南くんが助けに来てくれて、嬉しくて泣いたんよ。だからそんな顔せんとって。ホンマにありがとう』
私は南くんの頬にそっと触れた。
「好きや」
『うん。私も』
ゆっくりと南くんの顔が近付いてくる。私たちは目を閉じ、触れるだけのキスをした。
閉め切った家が蒸し暑くて、首を伝う汗に何だかゾクゾクした。
.