13:ドラマチック再び
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そろそろ晩ご飯の準備をしようと、エプロンをつける。南くんには少しくつろいで貰おう。
リズム良く野菜を切っていると、背後から気配がする。またメロン熊かと思い、振り返ると南くんがジッとこっちを見ていた。
『どうしたん?』
「…ええなぁと思って」
何が?と思ったが、私は視界を野菜に戻した。すると腰に長い腕が回される。
「なぁ、何作ってくれるん?」
ちょ…何それ!反則や!
いつものクールな南くんはどこに行ってしまったのだろう…。
『あの…南くん…反則やわ。ドキドキし過ぎてヤバい…』
包丁を置き、南くんの肩にもたれるように顔を見上げた。
「そっちこそ反則や。何やねんその見上げ方は。たまらんわ」
お互い顔を見て、微笑みあった。
すると、廊下の方からガツンッと物音がした。驚いてそちらを見ると、父さんが立っていた。
「…ただいま★」
またベタなタイミングで帰ってきたな、とたぶん全員が思ったのだろう。可笑しくてつい笑ってしまった。
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リズム良く野菜を切っていると、背後から気配がする。またメロン熊かと思い、振り返ると南くんがジッとこっちを見ていた。
『どうしたん?』
「…ええなぁと思って」
何が?と思ったが、私は視界を野菜に戻した。すると腰に長い腕が回される。
「なぁ、何作ってくれるん?」
ちょ…何それ!反則や!
いつものクールな南くんはどこに行ってしまったのだろう…。
『あの…南くん…反則やわ。ドキドキし過ぎてヤバい…』
包丁を置き、南くんの肩にもたれるように顔を見上げた。
「そっちこそ反則や。何やねんその見上げ方は。たまらんわ」
お互い顔を見て、微笑みあった。
すると、廊下の方からガツンッと物音がした。驚いてそちらを見ると、父さんが立っていた。
「…ただいま★」
またベタなタイミングで帰ってきたな、とたぶん全員が思ったのだろう。可笑しくてつい笑ってしまった。
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