13:ドラマチック再び
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メロン熊にロマンチックを奪われた私たちは、コーヒーを飲んでお喋りをしていた。
「そういえば名字さんのオトン、好きな人のところに行く言うとったな」
『…お墓、母さんの。帰ってきたら、まずそこに行くんよ。私も一緒に行く言うても、2人きりになりたいからって必ず1人で行くねん』
あの父さんが愛した母さんて、どんな人だったんだろう…。
昔からずっとそう思っていたが、何だか聞いてはいけないような気がして、踏み出せ無かった。
「俺もな、今日名字さんに話そう思てたことあんねん」
南くんは自分がエースキラーと呼ばれていること、今回のインターハイでの出来事や北野さんが気付かせてくれたことを話してくれた。
『話してくれてありがとう。でも何で話そうと思ったん?』
「名字さんには俺の弱い部分見せてもええかなと思って。それに…国体への覚悟や」
もしかして南くんは、私に甘えているのだろうか。そう思うとなんだか急に、凄く愛おしく思えてきた。
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「そういえば名字さんのオトン、好きな人のところに行く言うとったな」
『…お墓、母さんの。帰ってきたら、まずそこに行くんよ。私も一緒に行く言うても、2人きりになりたいからって必ず1人で行くねん』
あの父さんが愛した母さんて、どんな人だったんだろう…。
昔からずっとそう思っていたが、何だか聞いてはいけないような気がして、踏み出せ無かった。
「俺もな、今日名字さんに話そう思てたことあんねん」
南くんは自分がエースキラーと呼ばれていること、今回のインターハイでの出来事や北野さんが気付かせてくれたことを話してくれた。
『話してくれてありがとう。でも何で話そうと思ったん?』
「名字さんには俺の弱い部分見せてもええかなと思って。それに…国体への覚悟や」
もしかして南くんは、私に甘えているのだろうか。そう思うとなんだか急に、凄く愛おしく思えてきた。
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