25:新たな決意
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かつてない程のドラマチックな再会を果たしてから、1年が過ぎた。
今日私は仙台を離れ、生まれ育った大阪に帰る。
南くんが社会人になるタイミングで、私たちの遠距離恋愛は終わりを迎える。南くんの両親が私一人じゃ心配だからと言ってくれ、お世話になることになった。
夢子さんは「幸せになってね」と笑顔で送り出してくれた。本当に感謝してもしきれない。
初めてここに来た時と同じ道を歩いて駅に向かった。映画館は変わらず、じっとそこに建ち続けている。思えば、私がここに辿り着いたのは母さんが助けてくれたのかもしれない。
『ありがとう』
そう呟き、私は駅に向かった。あの日よりも街並みは美しく、穏やかに感じた。
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今日私は仙台を離れ、生まれ育った大阪に帰る。
南くんが社会人になるタイミングで、私たちの遠距離恋愛は終わりを迎える。南くんの両親が私一人じゃ心配だからと言ってくれ、お世話になることになった。
夢子さんは「幸せになってね」と笑顔で送り出してくれた。本当に感謝してもしきれない。
初めてここに来た時と同じ道を歩いて駅に向かった。映画館は変わらず、じっとそこに建ち続けている。思えば、私がここに辿り着いたのは母さんが助けてくれたのかもしれない。
『ありがとう』
そう呟き、私は駅に向かった。あの日よりも街並みは美しく、穏やかに感じた。
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