アホの子
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更衣室で着替えを済ませ体育館に向かうと、朝からやかましく岸本が仕切ってどーやこーや言っとった。
朝はしんどいが、バスケを始めたらやっばりオモロイし、時間があっという間に過ぎていた。
シャワーを浴びて着替える時、岸本が土屋の話をしとった。
「そういえば、今日電車で土屋の彼女らしい子見たで」
「え、ホンマに?どんな子やった?ていうか、何で土屋の彼女って分かったん?」
俺は経緯を簡単に岸本に話した。
「でもおかしないか?課題忘れた言うても、毎朝その電車におるんやろ?毎日課題忘れるアホの子なんやろか」
そう言われてみればそうや。
アホの子代表の岸本に気付かされたんはシャクやけど、何でやろう。
考えていると、岸本がいそいそと携帯を取り出した。
「よし!土屋に直接聞いたろ。今日練習終わったら、駅前のマクド集合…っと」
俺の返事を聞くまでも無く、岸本は土屋に連絡を入れていた。
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