素直に言えたら
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彼女と付き合い始めてもうすぐ半年くらいになる。週末はデートをしてそのままどちらかの家に泊まるのが定番になりつつあった。
今日は彼女の実家からたくさん食材が送られてきたという事で、ご飯を作ると張り切っている。料理をする後ろ姿は良いもんだと聞いたことがあるけれど、想像以上にエロくてご飯の後の方が待ちきれなくなっている…とは流石に言えず、俺は近くをウロウロしていた。
「何か手伝う事ない?」
『えー、大丈夫だよ。宏明はゆっくり座ってて?』
「でもそれじゃ悪いよ…」
『…じゃあ、お皿洗いの時に活躍して貰おうかなぁ』
「おう!それなら任せろ!」
『ふふっ…宏明のそういう優しいところホント好き』
「えっ…?!あ…お、おう!サンキュ!」
未だにこの可愛い笑顔には慣れないというか、ドキドキさせられっぱなしだ。そしてサラッとリアクションが取れない自分がいつも情けなく思う。
それにしてもこんなに可愛い子が俺の彼女だなんて夢のようだ。名前が作ってくれた料理はめちゃくちゃ美味しくて、さらに一緒に食べるともっと美味しく感じた。そして気付けば、さっきまでの邪な気持ちはどこかに行ってしまった。
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