彼女が可愛すぎてツライ
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少し歩くと、名前ちゃんが立ち止まった。
『宮城くん、公園で少し話さない?』
「うん。良いよ」
俺たちは近くの公園に行き、ベンチに並んで座った。今日は俺の誕生日だし、期待していなかった訳はなくて、何があるのかソワソワしそうになるのをグッと堪えた。
『宮城くん、お誕生日おめでとう』
「あ、ありがとう!」
少し緊張しているのか、名前ちゃんの目がうるうるしている。あー、もうダメだ…可愛すぎて直視出来ない…。
『あの…ね…誕生日のプレゼントなんだけど……宮城くん、お洒落だし、何をあげたら良いのかいっぱい考えたんだけどどうしても決められなくって……』
名前ちゃんは申し訳なさそうにそう言った。そして、少し間を置いてまた話を始めた。
『何も思いつかなくて本当にごめんなさい。だからその代わりに、宮城くんのお願いを何でも一つ聞く…っていうのはどうかな…?』
えっ…?
今、何っつった?
オネガイヲナンデモヒトツキク…?
ん…?え?それって……。
『あの……宮城くん?やっぱそれじゃマズかった…?』
名前ちゃんが心配そうに俺の顔を覗き込む。困った顔もマジで可愛い…。
「いやっ…!マズくないっ!むしろそれって……逆に良いんすか?ってくらいだよ…」
『ホ、ホント?!良かったぁ〜!じゃあさ、何が良い?!何でも言って!!』
今度はめちゃくちゃ嬉しそうに喜んでいる。まん丸の目がキラキラ輝いていて、表情がコロコロ変わる名前ちゃんが愛おしくて堪らない。
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