五月晴れの下を君と。
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連休は特に予定は無かった。
かと言って、何もせず家に引き篭もるのは勿体無いような気もする。
目が覚めるとカーテンの隙間から澄んだ青空が顔を覗かせていた。
俺が一番苦手な空だ。
綺麗な空の下にいると、自分のダメな部分が際立って見えてしまいそうで怖いから。
カーテンの隙間を無くし、携帯に手をのばす。発信履歴の一番上にある番号を選び、通話ボタンを押す。
「もしもし?今日会おうよ。…うん、いつもの店で。じゃあ20時に」
電話した相手は、バーで知り合った女の人。たまに会いたくなっては、こうして連絡をしている。
さすがに名前は知っているけれど、彼氏がいるのかとか、何歳なのかとか、そういうのは聞いていない。なぜなら必要が無いから。
時間を20時にしたのは、軽く一杯引っ掛けるのに丁度良いから。一緒に食事がしたいだなんて面倒な事を彼女は言わない。それが凄く楽だった。
でも決して中途半端な気持ちで会っている訳ではない。
会っている時は、ちゃんと恋をしているから。
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