彼と私の、連休の過ごし方
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その後、可愛いお友だちとは別れ、実理と二人で並んで帰った。連休中で大学が休みという事もあってか、駅までの道はあまり人が居なかった。
「お前、さっきの台詞、何やオカンみたいやったなぁ」
『アハハ、よう考えたらそうやね。まぁ、オカンみたいなもんやないの?』
あ、ヤバい…。今のは言い方にトゲがあった…。
慌てて実理の方を見ると、少し不機嫌になっていた。実理は昔から不機嫌になると目を細める癖がある。
「どないしたんや。もしかして試合つまらんかったか?わざわざ来てコレかい、ってか?」
『いや、そんな事思ってへんって…。ただ、ちょっとさ…大学には可愛い子がいっぱいおって、実理がみのりんって呼ばれてたり、黄色い声援が飛んでるとは知らんかったから…隣りにおるのが私でええのかな…って思って…』
思い切って本音を言ってみると、実理の脚がピタリと止まった。そしてその顔は見た事も無いくらい、ニヤニヤしていたのだった。
「つまり、妬いたっちゅー事やな?」
『えっ…いや……どっちか言うたら、自信無くなった…かな…』
実理はニヤニヤ顔のまま私の腰に腕を回し、顔を覗き込んだ。
「可愛えトコ、あるやん」
『…っ……か、揶揄わんといてっ…!』
そのまま実理は顔を近付けてきて、チュッと触れるだけのキスをした。
『ちょ…こんなトコで誰かに見られたらどないすんの…っ…』
「見られてもええ。俺の隣りにおってええのは名前だけや」
バスケの時みたいな真剣な目で見つめられる。胸の音がドキドキと騒がしくて、やっぱり好きだなぁ…と改めて実感した。
『…好き』
「……そういうトコ、ホンマ可愛ええわ」
二人の影がまたゆっくりと重なる。
連休だからってどこかに行きたい訳ではないけれど、許される時間が多いから、その分一緒にいたい。
普段言えない気持ちも、素直に伝えてみようかな。
それが私たちのゴールデンウィークの過ごし方。
おわり
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