彼と私の、連休の過ごし方
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今日は彼氏である実理の練習試合を観に来ている。
ゴールデンウィークは部活の休みが無いため、デートなんて当然出来ない。勿論それは覚悟していた事だから、あまり気にしていなかった。むしろ実理の方が気にしているようで、実理が通う大学の体育館で練習試合があるから観に来いと、半ば強制的に来させられたのだった。
実理は気付いていないかもしれないが、私はあまり乗り気では無かった。
私は実理よりも5つも上で、もう社会人になっている。大学には若くて可愛い女の子がうじゃうじゃいるだろう。そんな所に飛び込んで、『実理の彼女でーす★』なんていられる訳が無い。でも、バスケをしている実理はいつもより100倍くらいカッコ良いのを知っているから、隅の方でひっそりと観戦する事にした。
実理と私は所謂、幼なじみってやつだ。ランドセルを背負っている頃から知っていて、中学生になった頃には身長が追いつかれてしまった。高校生になるとどんどん男っぽくなっていて、ウェーブのかかった長い髪がトレードマークになっていた。
そして高校を卒業する間際、私の恋人になったのだ。今でも長い髪は健在で、以前にも増して色気が増してきた気がする。
バスケをしている時の真剣な眼差しと、子どもみたいに楽しそうにボールを追い掛ける姿は、バスケを始めた小学生の頃から変わっていない。
やっぱり、好きだなぁ…。
そう思いながら、実理の試合を観戦していた。
ふと、実理がシュートを決めた場面があった。心の中でナイスシュート!と叫んだ時、何処からか黄色い声援が飛んできていた。
「キャーッ!みのりん先輩、かっこ良い〜!」
この他にもちらほらと実理への声援が聞こえてきた。
あれ…?意外とモテてる…?
見渡せば、試合を観に来ている子は皆キラッキラと輝いていて、ピチピチしていた。
年齢を重ねて老けていくというのは自然な事だけれど、こんなに華やかな空間で日々を過ごしている実理は、私なんかの何が良いんだろう。取り立てて美人な訳でも、お洒落な訳でも、めちゃくちゃ性格が良い訳でも、お金持ちな訳でもないのに…。
コートを駆ける実理は、いつも私の横で笑っているのとは別の人な気がして、その後は全く試合に集中出来なかった。
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