遠距離恋愛の楽しみ方
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紳一の部屋はあまり物が多くないシンプルな部屋だった。早朝からサーフィンが出来るようにと海の近くに部屋を借りたらしい。ベランダからの景色が綺麗で、心が澄んでいくようだった。
『景色、最高だね!やっぱ日本海とは違うなぁ』
「ハハッ。日本海は荒波で景色どころじゃ無いかもな」
『そうそう。サスペンスドラマのラストシーンみたいなさ、ああいう感じだもん』
こうして同じ物を見ながら会話をするという事が嬉しくて、ついテンションが上がってしまう。暫くはしゃいでいると、ふとゆっくりと肩を抱かれ、優しく引き寄せられた。
「名前の言う通り、一ヵ月しか経っていないはずなのに、もう懐かしい気がするな」
紳一は海の方を見ながら話していた。潮風に髪が靡く姿がかっこ良過ぎて、直視出来ない。
「会いたかった」
『…うん。私もだよ』
紳一に触れている所が全部熱い。
好きな気持ちが止められなくて、思わずギュッとしがみ付いてしまう。
『ゴメンね。なかなか会えない所に行っちゃって』
「何で謝るんだよ。名前が選んだ事なんだから、それで良いだろう?」
『うん…。分かってるよ。分かってるけど……やっぱり寂しい時もあるもん…』
そう言うと、紳一は優しく抱き締め返してくれた。久しぶりの温もりとにおいは、安心出来ると同時に胸を高鳴らせた。
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