お焦げ抗議
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え…外に出てった…?
楓に触られた時、私は起きていた。というか、起きてしまった。反応を我慢していたのは、楓がこのままどんな事をするのかという興味からだった。胸に触られた時は正直、反応してしまいそうだったけれど必死に堪えて寝たフリをしていた。そして立ち上がったと思ったら外に出て行ってしまったのだ。おそらくランニングにでも行ったのだろう。
すっかり目が覚めてしまった私は起き上がり、朝ご飯を作って楓の帰りを待つ事にした。
どうしてあそこで止めちゃったの?なんてはしたない事を聞ける筈もなく、悶々としながら味噌汁の味噌を溶かす。
楓の好きな和朝食、喜んでくれるかな…。
鮭が焼き上がったところで、玄関のドアがガチャンと開く。程よく汗に濡れた楓が色っぽくて直視出来ない。
『おかえり。朝ご飯できてるよ』
「良いにおい…すぐシャワー浴びてくる」
何も無かったかのように、楓はお風呂場に行ってしまった。ドキドキしているのは私だけなのかな…。あー、もう!悔しいなぁ…。そう思った私は、少し焦げた方の鮭を楓のお皿に乗せた。
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