妄想、晴れの日
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休日
今日は板倉の家で新春カルタ大会をする為、四人は揃って板倉家へ向かっていた。すると、道の反対側に振袖姿の女性二人組が楽しそうに歩いているのを見かけた。
「おっ!着物!そういや今日、成人の日やんなぁ」
「ホンマや!綺麗やねぇ」
『あー、私も早よ着たいなぁ。どんなんがええかなぁ』
「お前が着たら七五三やな」
南がそう言うと、三人はシラけた顔で南を見た。
「何やねんソレ。めちゃくちゃベタやん」
『烈、もしかしてしんどいん?』
「いや…何でそこまで笑いのレベル求められなアカンねん。俺らって何?……土屋、笑顔で黙ってこっち見んの止めぇ」
「あ…心に直接語り掛けてたんやけど…」
「分かるか!!」
南のツッコミが炸裂し、ようやく三人に笑顔が戻る。
「お前、ホンマの成人式の時もおんなじ事言うたら罰ゲームやからな」
「言わん…と思う」
『全然自信ないやん』
「スーツでバシッとキメてんのに名前ちゃんにシバかれとる南が目に浮かぶわ〜」
岸本と名前も想像してみたが、容易に映像が浮かび、うんうんと頷いている。
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