後編
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さっきから太ももに当たる熱くて硬いモノに手を伸ばしてみると、神さんの表情がぴくりと一瞬だけ歪んだ。それが何だか妙に愛らしくて、私は身体を起こし、神さんのを口に含んだ。
「……っ……いきなりそんな…深く……っ…」
『ん?もっと深く出来ますよ…?』
喉の奥まで咥え込むと、さっきよりも硬くなった気がした。神さんの息づかいもさっきより荒い。何だか興奮してしまい、そのまま頭を前後に動かす。
「…うぁ……くっ……ハァッ……」
神さんが喘いでいる。煩悩の欠片なんて微塵も感じさせず、淡々とスマートに仕事をするあの神さんが…。そう思うと、私の気持ちはどんどん高ぶっていく。
「次は俺の番です」
口を離した瞬間、神さんは私を立たせ、片足をベッドに上げるように言った。
『こ、こう…?』
「もっと脚を広げて?」
そう言うと、強引に脚を開き、しゃがみ込んでわたしの濡れた所をピチャピチャと音を立てて舐め始めた。舌が入りそうになり、そのまま滑って突起を刺激する。
『あぁっ…!んっ……恥ずかし……です…』
「すっごい濡れてますね。僕のを舐めて興奮したんですか?」
『んんっ……そこで喋っちゃ…イヤぁ…っ……』
神さんの声や息がかかるだけでイってしまいそうになる。それを悟ったのか、神さんは私をベッドに押し倒し、慣れた手つきでコンドームを装着した。入り口に熱くて硬いモノがグッと押し当てられる。
あぁ……ついに入っちゃう……。
ギュッと目を閉じ、神さんに全てを委ねた。先の方だけ入ってきたのが分かる。そして、そのまま入り口付近だけでクチュクチュと出入りをしている。
『ん……あぁ…っ……焦らさないで……』
「だって名字さんの反応…可愛いんですもん。もう少し見ていたいなぁ」
神さんの反応も所々可愛いんですけど…なんて思いながら、早く奥に欲しくて首に腕を回して引き寄せ、耳元で囁いてみる。
『もっと深く下さい…』
「……もう抑えられないですからね?」
そのまま私の首筋に噛みつきながら、一気に奥を貫いた。
『……っ……ハァッ…』
「うわ…っ…狭いなぁ…。やらしいですね」
久しぶりの快感に身体も脳も追いつかない。
セックスってこんなに気持ち良かったっけ…?
あぁ…無理だ…今までどんなセックスをしてきたのかなんてもうどうでも良い。
今、私の目の前で神さんがどんどん動きを速め、閉じかけていた奥の扉を何度も突かれる。
この夜を終えた時、私は新しい自分になれる気がする。
『あっ…んんっ…神…さ…ん…もう…私……』
「…っ……我慢しないで…?俺ももう…限界…だから……ハァッ…」
水音と二人の吐息がぐちゃぐちゃに混ざり合って、私たちを霧のように包み込む。昇り詰め腰が反り返ると、神さんから熱が吐き出され、少しずつ霧は晴れていった。呼吸を整えながら神さんが私の前髪を優しく払う。
大きな目に見つめられ、吸い込まれそうにキスをした。
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